嫡出でない子
条約と国内法って、条約のほうが上位にあるんだよね? 国際的に約束したら、その約束に合わせて国内法を変えなくてはならない。いつまでも変えないでいると、去年の10月のように、国連の監視機関から、さっさと条約に合わせなさいと勧告がでる。
いつまでたっても変えないでいるものはたくさんある。戸籍への差別記載というのもそのひとつだ。事実婚の両親が、出生届の「嫡出でない子」という記載を拒否したため、世田谷区は出生届を受理しなかった。両親は裁判を起こしたが、地裁では「違法」、高裁では「違法ではない」、最高裁は上告を棄却した。裁判長は少数意見だった(違法だと言っている)。
こういう裁判でいつも思うのだが、裁判で争うのは「受理しないのは違法かどうか」のような問題になってしまうのね。原告に利益がなきゃいけないだとかなんとかでそうなってしまうのだろうが、本当に問題にしたいのは、差別的な記載そのものなんだよね。違憲訴訟でもそうなんだけど。そうすると裁判所はその中心から目をそむけてテクニカルな判決を出すことが多い。すごく不満なんだよね。真っ向勝負!が好きなもので。
衆議院議員選挙と同時に行われる最高裁判事の審査のときに参考にするために、判決と判事名のメモを取ってあったのに、前回審査以降2度もパソコンがいかれたので、メモがなくなってしまった。次のときは調べてメモを作り直さなきゃならない。でも、一度に全員のをやらないので、空振りもけっこうある。全員やればいいのに。
この週末も会議だ。腰に悪いんだよ、会議は。